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大麻との出会い 3

meet the weed 3

· 小説

※ この物語はフィクションです。名前や地名などは実在しません。また、大麻を所持することは法律で禁じられており、大麻を推奨するものでもありません。

日本で大麻を所持するのは絶対にやめましょう。

3回目の大麻との出会い。

それは某名古屋市の車の工場で働いているとき。

車の生産ライン工程で機械のように働く。いわゆる出稼ぎ労働をしていたときのことだ。

そこは各地方から人が集まり寮で暮らし、昼と夜の2交代制。

仲良くなった仙台出身のヤノ。

僕が24くらいのときに22か、それくらいだったかなー?

大人しそうな見た目なんだけど、Tシャツにマリファナがプリントしてあって話しかけてしまった。

しかもハッパの絵じゃなくて、モノホンのバッズの写真。。。あ、美味そうみたいな。。。

「すごいTシャツ着てるねー」なんて

そこから仲良くなって生産ラインの班も一緒なので行動を共にするようになった。

仙台から車を持ち込んでいたので、そいつの車でいつも出かけていた。

白のアルテッツア。

今でも忘れられない好きな車の一つだ。

そんな矢野と僕は、一人の人と出会った。

ヒロさん

年齢は当時で34,5歳だったかなー?

坊主頭でいつもニコニコ。お坊さんみたいなアジアン系の服装。

エレベーターでヤノと僕とヒロさんが一緒になった。

ヒロさんがヤノのTシャツを見て「すごいTシャツだね~」と一言。

仲良くなるのに時間はかからなかった。

初めてヒロさんの部屋に行くと尋常じゃない量の大麻。

ぎっしり詰まってる段ボールが何個もある。。。

な、なんじゃこりゃーーー!

僕もヤノもひっくり返るところだった。

でもこれは売るためじゃない。

自分で吸うため。一年分を秋に収穫するらしい。

地元北海道で自生している大麻。道産子。

この3回目の出会いで僕もどっぷりハマってしまった。

だってエブリデイなんだもの。

お金を払ったことは一度もない。

本当に好きだから一緒に分かち合いたいんだと思う。

友達や気の合う仲間と吸うとわかるけど一体感が生まれる。

大麻でお金は絶対に受け取らないってヒロさんが言ってた。

ヒロさんに大麻のことを色々教わった。

リーフにバッズにシンセミア、種皮だとか受粉させないで雌がなんとか、、

ジョイント、水パイプに、、

大麻といっても色々深く知識、言葉、種類がある。

全部はここでは書ききれないけど、このとき出会ったのは北海道産の道産子。一般的にはTHCの含有量が少ないので揶揄されがちで、味も落ちると言う人が多い。

けど、ヒロさんが言ってた言葉で1番忘れられないのが

「北海道で育った自然の自生大麻はトビが少ないと言われがちだけど、何でもない大麻群の中で稀に1つ雷が落ちるくらいのトビをする大麻もあるんだよ。自然はそれが面白いよ。」

ヒロさんとヤノは今何してるんだろうか。。。

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