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大麻との出会い 6

meet the weed 6

· 小説

※ この物語はフィクションです。大麻の違法所持を推奨するものではありません。法律は守りましょう。

タイゾウ君とユウスケさんと遊ぶのはすごいハッピーな時間だった。

ジョイント(大麻をタバコ状にしたもの)があると、ただドライブするだけで凄く楽しい。

何もなくても車で好きな音楽をかけて、遠くへ出かける。

火のつけたジョイントを3人で回す。なんとも言えない一体感が生まれて、たわいもない会話が盛り上がる。

それだけで充実した素敵な時間が過ごせるのだ。

他の薬物と言われるもののことは知らないが、こと、大麻に関して言えば、何故これが悪いものだと風聴されているのか、吸えば吸うほど、知れば知るほど思えてくる。

それくらい、平和で安全で健康的なものだと感じるのである。

音楽が良く聞こえる。食べ物が美味しくなる。人や動物、自然に感謝し、優しくなれる。ぐっすり眠れる。二日酔いもない。

ただ、だからこそ、、、

彼女のこともそっちのけで夢中になってしまうのだ。

これは大麻が悪いというより僕が悪いのだが、大麻のことが好きすぎて、彼女といるより、彼女が嫌がっているにも関わらず、隠れて大麻に会いに行ってしまう。

大麻と浮気しているのだ。

彼女も馬鹿じゃないので、うすうす気付いている。

いつまでも隠れて遊んでばかりで煮えきれない僕に愛想を尽かし、彼女は外国に旅立ってしまった。

結婚をしようと決めていた彼女よりも僕は大麻を選んでしまったのだ。

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